“繊細さん”でも大丈夫! 敏感な人がラクにのびのびと生きる方法

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「繊細さん」に向いている職業とは?

――今の仕事や、職場環境に馴染めないと感じている繊細さんが転職するとしたら、向いている職業はありますか?

武田:一言で「繊細さん」と言っても、それぞれ得意なことややりたいことが違うので、「繊細さんに合う仕事はこれ」という分かりやすい答えは、残念ながらありません。ただ、600人以上の繊細さんのお話を聞く中で、繊細さんが充実感を感じながら幸せに働くために大切な、3つの条件があることが分かってきました。

繊細さんが充実感を感じながら幸せに働くために大切な、3つの条件

1)想い やりたいこと、いいなと思えること
2)強み 得意なこと
3)環境 職場環境や労働条件

武田:たとえば、「想い」があっても、深夜残業が続けば辛いですし、「得意なこと」と「やりたいこと」がずれている場合もあります。3つが重なるところに繊細さんの「適職」があると思うので、一度、ご自身の感覚と向き合って、じっくり考えてみてくださいね。

――転職活動をするときは、どんなことに気をつけたらいいですか?

武田:キャリアチェンジをするときには「ホップ・ステップ・ジャンプ」を意識してみてください。ストレスフルで苦しい状態から、いきなりベストな仕事を選ぶのは、実はなかなか難しいものなんです。まずはストレスが少ない仕事に移ると、心がゆるんできて「こんな仕事がしたい」という理想を描けるようになることは少なくありません。

繊細さんの心は、種から芽が出て、葉を出し、枝を伸ばすように、少しずつ育っていきます。焦らずゆっくり、自分の木を育てていけるとよいのではないでしょうか。

――今日は元気が出る素敵なお話、本当にありがとうございました!

〈武田友紀さんプロフィール〉
日本で数少ないHSP専門カウンセラー。大手メーカーで研究開発に従事後、分析力を活かしてカウンセラーに転身。
自身もHSPである。HSPの心の仕組みを応用したカウンセリングが評判を呼び、日本全国から相談者が訪れている。
・HP「繊細の森
・著書に『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』(飛鳥新社)がある

取材・構成・文/髙橋実帆子

自分の名前で働きたくなったら

 

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髙橋 実帆子

1980年生まれ。フリーランスライター/エディター。 共同通信社記者を経て、2012年からフリーランスに。 7歳と3歳、元気すぎる2人の男の子の母。 おいし...

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