会社勤めのメリットよりフリーランスの自由を選びたい アナ24歳

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世界は広い。海の向こうには私たちがまだ出会ったことのない価値観がたくさんあるはず。知ってはいるけど、普通に日本で暮らしている私たちが、海の向こうまで視野を広げられる瞬間ってなかなか…ない。だから、あなたの代わりに海の向こうの彼女たちと友達になってきました。今から、その友達の話をしますね。

海の向こうの彼女たち

1人目:Adina Weinand(アディーナ・ウェイナンド) /アーティスト・デザイナー
2人目:Ana Mucheva(アナ ムチェヴァ)/語学系フリーランサー

Ana Mucheva(アナ ムチェヴァ )/語学系フリーランサー

東欧バルカン半島に位置するマケドニア共和国在住。オンラインスクールや語学学校で、国籍も年代も様々な人々に、英語やフランス語を教えている、語学系フリーランサー。欧米の言語だけでなく、日本語や中国語などアジアの言葉も話せてしまう、マルチリンガルだそう。うらやましい。


 

今の自分に必要なもの、健康保険・年金 < 自由に使える時間

――語学系フリーランスとして働くアナさん。そのきっかけは何だった?

アナ:  大学の3年生くらいの時に、映画の翻訳の仕事を請け負ったことが語学系フリーランスの仕事を始めたきっかけ。もともと翻訳家になりたくて、大学では語学を専攻していたの。でも、翻訳の仕事はコスパがあまり良くなくって。労力の割にお給料が低いので、卒業後プロの翻訳家としてやっていくのもどうかなと思って…。

一方で、大学に入った頃から子供達に英語を教え始めてたの。教える仕事は楽しかった。最初は2人から始めて、そのあと人づてに仕事が増えて、気がついたら今のようにフリーランスの語学教師という形で仕事をするようになってたわ。フリーランスを続けている理由のひとつに、一般的な翻訳の仕事よりも教えるほうがお給料もよかったというのもあるけどね。

 

――就職しようとは考えなかった?

アナ: やっぱりフリーランスの自由さっていうのは捨てがたい。私、旅行が好きで、今年の夏休みも中国とか、いろいろな所に行ってきたんだけど、会社勤めだったら、こんなに自由に長期間、あちこち行くことは難しいもの。

―中国にて

健康保険とか年金とかに入れるから会社勤めをしたいという人もいるけど、私の年代だと、あんまりそこは重要なポイントじゃないから、会社勤めのメリットがそれほどない、っていうのもあるわ。

それと、教師の仕事って、無駄な時間がないの。『教える時間=仕事に集中する時間=お給料が発生する時間』という感じで。以前インターンとしてオフィスワークをしたこともあるんだけど、特に仕事もないのに席にいないといけなかったりすると退屈というか、「なんだか自分の時間がもったいないな。もう帰りたいんですけどー。」みたいに思っちゃって(笑)。仕事をするときはして、終わったらさっさと自分の時間に戻る、というスタイルが自分には合っているみたい。

―アメリカにて

マケドニアにいながら世界中の人と繋がれる楽しさ

――なるほど。そんなアナさんにとって「仕事」ってどういうもの?

アナ: うーん。改めて聞かれると難しい質問ね。そうだな…、私にとって仕事は、お金を稼ぐ手段である以上に、いろいろな人とのコミュニケーションを楽しんだり、知らないことを学んだりする場、という感じかしら。今、オンラインでアジアの人や南米、欧州の非英語圏の人たちに英語を教えているんだけど、文化や習慣の違いとか、日本にはいろんな麺があるんだとか(笑)、マケドニアに居ながらにして、世界中の人たちの日々の生活に触れ、考えを聞くことは、私にとってとても興味深いの。

この仕事をすることで新しく勉強してみたいことも出てきていて、実は大学院に通って違う分野の勉強もしてみようかなと思っているのよ。

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始業は10時、ランチは16時、自由なアナの自由な働き方

 

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Yuko B. Sakaguchi

Web content writer, Business research analyst  東京出身。大学卒業後、コンサルティング会社等での勤務を経て東欧...

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