フリーランス経験を持つ先輩ゲストにお招きし、みんなで一緒に幸せな働き方、生き方を考える『フリーランスサロン』。

第7回目がSPACES大手町にて開催されました。

今回は、コンサルティングファームご出身で、ロジカルシンキング研修講師としても活躍中の渡辺まどかさんをゲストに迎え、「できること」の定義、「やりたいこと」の探し方をお聞きしました。

 


▼これまでのフリーランスサロンの様子

第1回:先輩フリーランサーが語る、”幸せになるための”自分働き方改革術
第2回:2年目フリーランスが語る!フリーランスの始め方と軌道に乗せるまで
第3回:先輩フリーランスが伝授!仕事獲得のためにやっておきたい、フリーランスのキャリアアップ法
第4回:6年目フリーランスに学ぶ!仕事を獲得し続ける3つの秘訣
第5回:フリーランス転向から再び会社員という働き方を選んだわけ
第6回:次の仕事につながるセルフブランディング実践術


転身理由は周囲からの声?!コンサルから研修講師へ

コンサルタントのエースとして活躍していた渡辺さんが、フリーランスになったきっかけは、業務過多などによる病気での退職でした。復職を試みたものの、エースには戻れなかったのです。転職活動を始めた矢先に、妊娠も発覚。そこで、働く時間や場所の自由度が高いフリーランスで働くことを決意したのです。

 

出産後、フリーランスと企業を繋ぐWarisにも登録し、フリーランスのコンサルタントとして活動をスタートします。研修講師に転身した背景に、周りからのフィードバックがありました。通っていたビジネススクールで勉強会の講師をしていたところ、「わかりやすい」「講師に向いている」と周囲からポジティブなコメントが続いたのです。

 

教えたい人が誰でも講座を開くことができ、誰でも講座を予約・受講できるWebサービス、ストアカで講座も開催。ストアカでの個人向けの講座のほか、企業研修でのキャリアやダイバーシティ等、多様なテーマの研修の依頼が舞いこむようになり、現在の活動につながっていきます。

 

 

不安から仕事を増やす?!フリーランスのデメリット

渡辺さんがフリーランスになって感じたメリットとデメリットは以下のようなものでした。

 

■フリーランスのメリット

・自分で時間をマネージできる

・対価として報酬をいただく喜びがある

・仕事やキャリアを自分で選ぶ・決めるという満足感がある
・仕事が楽しい

 

■フリーランスのデメリット

・仕事がなくなるかもしれない不安をいつも抱えている

・仕事を入れすぎてしまう

・休めない・穴をあけられないというプレッシャーがある

 

 

給与が毎月振り込まれている会社員と違い、フリーランスは自分で自分に価値をつけ、お金をいただく。自分の看板で稼ぐということへの喜びを感じたそうです。

何かを試して失敗をしたとしても、それは自分で決めていたこと。自分で責任をとれる範囲でもあるので落ち込みません。次回はこうしてみようと考えると納得できるのです。

 

一方で、フリーランスは仕事がなくなるかもしれないという不安から、仕事を入れすぎてしまうというデメリットもあります。渡辺さんは、それを解消するための自分なりのマネージ方法を習得し実践しています。マネージしないとフリーランスは続けられない、と実感したからです。

 

会場の様子

 

 

ポイント1.「今できること・やるべきこと」に軸足を置く

仕事の結果・成果は相手が絡むことなのでコントロールができず、さらに不安が大きくなるものです。自分でコントロールできる「今できること・やるべきこと」に軸足を置き、一歩ずつ進めていくと結果はついていきます。

2歩先・3歩先(結果・成果)ではなく、1歩先のこと(今できること・やるべきこと)に集中することが次につながるのです。

 

ポイント2:「評価をするのは自分」である

会社員時代は上司や仲間が評価をしてくれました。けれども、フリーランスに取引先が、何が良かったか悪かったかまで細かくフィードバックしてくれることはありません。

フリーランスは”自分がやりたいことに対して目標を立て、どう行動したか”に焦点を当てます。

渡辺さんも、2か月に1回振り返りを行っています。直近でイヤな出来事があると「仕事ができてなかった」と感じがちですが、実際はかなり行動を起こしていて「仕事をしていた」と気づきモチベーションが維持できる、等の効果もあるそうです。

 

ポイント3:「面白い」「するのをやめられない」を中心に考える

「フィーが高い」等、周囲からの評価を軸に仕事を選ぶと疲弊していきます。「面白い」「するのをやめられない」を中心に考えると力が湧き出てきて、行動につながりやすく、自分のできることが広がります。、できることが広がると、受けられる仕事も増えるという好循環につながっていくのです。

渡辺さんも、生活のために稼ぐ仕事は現在も続けていますが、いかにそれを減らして「面白いと思える仕事を増やせるか」をいつも考えているそうです。

 

 

ロジカルシンキングで探す「やりたいこと」

好きなことを仕事にしたいとは思うものの、自分のやりたいことが何なのか分からないという方も少なくないでしょう。

「やりたいことがみつからない」という方は、 できることの定義が狭い、できることの定義が漠然としている、できることなのに行動に移していない、いずれかの可能性があります。

そこで役立ててほしいのがロジカルシンキング。

渡辺さんと会場のみなさんと一緒に、ロジカルシンキングを用いて「やりたいこと」を探します。

 

渡辺まどかさん

 

 

渡辺さんからのロジカルシンキングの方法について教えてもらった後は、個人ワークを行い、その内容をグループでシェアしていきます。会場の盛り上がりも最高潮に。

 

限られた時間の中で人に話すことで、言葉の選び方や伝え方にも磨きがかかります。

「自分ができること」、「面白い・するのをやめられないこと」は何なのか、それにはどのような共通点を見出したか・・・渡辺さんから教えてもらった、『書いて考える、人に話すことで「考えきる」習慣がつく』を、みなさん実感していたようです。

 

 

個性を活かした行動は強みになりやすい

渡辺さんによると、実は「面白い・するのをやめられない」とは個性そのもの。楽しい、ワクワクする、やりたいという感情が行動のトリガーになっている場合、行動したくてたまらない状態になります。そのため、「面白い・するのをやめられない」という行動を突き詰めていくと、たくさん行動することになり、「強み」のレベルにまで磨かれていくのです。

 

 

どんな方向にでもいいので、個性を生かした行動を元に一歩踏み出すと、「ニーズの有無がわかる」、「できることが広がる」、「自分の「強み」の理解が深まる」と、渡辺さん。

 

それらから、自分がやりたいこと(職業、働き方、テーマ)が見つかるのです。

 

最後にゲストの渡辺さんから、「まずは行動です。やってみないとニーズがわかりません。「稼げるかどうか」ではなく、「どう転ぶかわからない、どんな行動でもいいのでまずは1歩を踏み出してみよう」くらいの軽い気持ちで進んでいいのですよ!」とメッセージがありました。

 

 

参加されたみなさんからは、

・気楽にまず一歩だけ行動する。

・面白い・やめられないと思うことを、と聞いて気持ちが楽になった。

・ロジカルシンキングはクリエイティブな発想がどんどん湧いてくるワークだった!

・自分の得意なこと、好きなことの軸が言語化できた!

など、たくさんの感想をいただきました。

 

ゲストとの渡辺まどかさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

 

文/島谷美奈子  写真/高橋一枝(Cue編集部)  編集/中野麻衣(Cue編集部)
場所提供/SPACES大手町

 

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