みなさん初めまして、KIKUKOと申します。

私は現在、茨城県水戸市にある某コンサル会社で働いているいます。オードリーの若林をこよなく愛するアラサー女子(32)です。

アラサーって一体何歳から何歳までを指すのでしょう?30を過ぎても、アラサーとぼかしてギリギリ20代感を出したりしますよね。アラサー万能。

 

さて、そんなどうでもいい話は置いておいて、

今回は、ブラックキャリアライフを経験した私が感じる、地方で働くキャリアウーマンの現実と、女性が地方で生き抜いていく働き方を提案していきたいと思います!

 


▼茨城アラサーコンサル女子が考える地方と女と働き方

前編:田舎の働き方の選択肢に驚くなよ

後編:横文字とITにアレルギー反応起こしちゃ、ダメ、ぜったい


 

 

地方で働く一般的なアラサー女のリアル

早速ですがみなさんは、「地方で働く」ということについてどのようなイメージをお持ちですか?

 

「ゆっくりとした時間の中で自分のペースで働けそう」

「都内と比べて競争相手が少ないから、ライフワークバランスが確立させやすそう」

 

そんなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

しかし実際は、そんな生ぬるいことなんて言ってられない状況。

ぬるいぬるい、ぬるすぎてお風呂だったら風邪ひくわレベル。

 

少子・高齢社会からの人口減少の余波をもろに受ける地方には、収益の収縮、厳しい経営状況から充分な福利厚生が行き届かないブラック中小企業がこれでもかと溢れています。

特にこれから、結婚・出産などのライフイベントが待ち受けるアラサー世代が働く環境としては、過酷過ぎる現実

「アフターファイブはナイトプール行っちゃう?」なんて浮かれている、都会の女子とは、置かれている状況が全然違うんです、こんちくしょう。

 

 

無我夢中で働いた20代…その先に見えたものは

さて、現在は結婚を機に転職したKIKUKOですが、新卒から正社員として7年勤めた会社では地方情報誌の企画・営業・編集を担当していました。

月刊誌でしたので、当たり前ですが毎月締め切りがあります。「紙媒体が廃れていく時代」といっても、営業をしてクロージング、打ち合わせからの原稿制作、校正…人手不足もあいまって、それはそれはもうすごい仕事量でした。

 

締め切り前は午前様なんて当たり前。

眠すぎる目を半分開けながら、「早く帰りたい、早く帰りたい」との一心で、ほとんど車もない国道をひたすら家へ向かう帰り道、気づいた時には全く知らない道を延々と走っていて、はっと我に返ったときは「ここどこやねんっ」なんてこともザラにありました。(良い子はまねしないでね。)

 

それでも、「若いから」「楽しいし」「やりがいもあるし」そんな言葉を薬のように自分に言い聞かせて気づけば7年。「忙しくしている自分かっこいい」とか「疲れているけど倒れない私の体力すごい」なんて思いあがっているドMな自分もいたんだと思います。

しかしそんな働き方が続くのも、若さがあってこそ。年齢とともに確実に落ちていく体力と集中力に、“結婚”という現実的な問題が加わって、「これをこのまま続けるのは無理だな」という思いが募っていきました。

 

 

都会の普通、田舎の現実

私たちアラサー女子が働く上で、重要視したい部分は何でしょうか。

 

「今まで培ってきたキャリアを生かしたい」

「長く続けられるような、福利厚生が充実した企業で働きたい」

「若くてイイ男と一緒に働きたい」

「あわよくばその男と#◎△…」

 

たぶん都会であれば、決して贅沢な悩みではないと思います。でも、地方で働きたい女性にとって、そんな就職口を探すのはかなり至難の業。

条件が良い会社も、スーツが似合うイケメンも、みんな表参道にいるんだろ? え?

 

私がそんな現実を思い知ったのは、結婚を機に転職活動を本格的にスタートした矢先でした。早速あらゆる求人サイトで仕事情報を探すも、しょっぱなから厳しい現実を目の当たりにします。

「きゅ、求人が……少なすぎるっ!!!!!」

 

“女性が働きやすい環境”を謳う職種は、事務職が多く、私がこれまで経験してきた企画・営業の仕事が見当たりません。雇用形態も正社員ではなく、パート、アルバイトばかり。主婦として、ママとして働く女性の選択肢の少なさに唖然としたのを覚えています。

 

ちなみに私は、水戸にある某進学女子高に通っていました。

自分でいうのもなんですが、各地域の中学校で10位以内の成績の子がこぞって集まるような高校で、クラスメイトは真面目で優秀な子ばかり。

 

そんな子たちが今茨城で何をしているかというと・・・

そのほとんどが、地方公務員か地方銀行に就職して働いています。

 

もちろん、地方公務員や銀行が悪いなんて言うつもりはめっぽうございません。

みんな、その場その場で輝いていてほんとに尊敬しています!超土下座!

 

でもね、それにしても偏ってはいませんか?ってこと。

 

つまり、『女性』が『地方』で安定した仕事に就くということは、それしか選択肢がない、

ということなんです。少なくとも私は、今そう感じています。

私の知り合いにも、東京の会社でバリバリの営業ウーマンとしてキャリアを積んできたものの、いざ地元で功績を上げてやろう!とふたを開けてみた結果、

積み重なる残業、結果を出しても上がらない給与形態など、地方の中小企業あるあるの粗悪な勤務体制から力を発揮できず、結局東京に戻ってしまった、という人もいました。

 

 

地方の企業は金がない! 地方はキャリアウーマンのブラックホール

そんな状況ですから、『水戸で生きている女性で目をランランに輝かせて「何かビジネスで成し遂げたい」なんて思っている女性いるんですか?』という疑問も出てきますよ。

 

人がいないから、何か事業を起こしても中途半端で利益もなかなか得られず、利益が出ないから、福利厚生がきちんとなっていなくて、自分の力を発揮できない…うずうずしながらそんな中小企業で働く女子、たくさんいます。

 

悲しいのは、せっかく地元で育った若い優秀な芽が、決まりきった選択肢しか選ばざるを得ないこの現状。

 

危機感を感じずにはいられません!

地方はいわば、キャリアウーマンのブラックホールなのです。

 

 


捉え方はあくまで個人による、とさせていただきつつ、都会のインスタ映え偏見を交えてお送りした前編。いかがでしたか?

後編では、私の考える<アラサー地方女子のためのキャリアサバイバル術>についてお話したいと思います。

 

 

文/KIKUKO 編集/中野麻衣(Cue編集部)

 

『後編:横文字とITにアレルギー反応起こしちゃ、ダメ、ぜったい』につづく

 

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