フリーランスというと、エンジニアやプログラマーなどのIT系職種や、ライター、デザイナーなどのクリエイティブ系職種のイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、現在では営業や企画、広報など文系総合職の経験を活かして独立する、総合職系フリーランスが増えています。

 

働き方の多様化とともに、フリーランスに求められるスキルや役割も変わりつつあります。実際にフリーランスとして活動している方たちの職種を例に、総合職系フリーランスの仕事内容を見ていきましょう。

 

▼フリーランスになれる9職種

1)PR
2)経理
3)営業
4)ディレクター
5)人事
6)プロデューサー
7)編集
8)経営企画
9)広報

 

1)PR×フリーランス

コミュニケーションプランやマーケティングプランの作成・実行など、PR業務全般を担当します。

 

自社ではPR業務にまで手が回らないけれどPR会社に外注するのは予算的に厳しかったり、人手や予算はあってもノウハウを持っていなかったり、企業が抱える問題はさまざまです。単純にプランを提案するだけでなく、社内でPR業務を行えるよう仕組み作りのお手伝いをすることも。

 

会社員時代の営業や広報の経験、企画や運営で培ったスキルが活かせる職種です。

 

息子の成長を見守りながら、自由に、軽やかに働く/山本志帆さん(PR・広報)

 

 

2)経理×フリーランス

スタートアップ時に経理についてのアドバイスをしたり、定期的に企業を訪問して予算管理を行ったり、取引先の経理部とやりとりをするパイプ役になったりと、経理のスペシャリストとして活動します。クライアントと直接打ち合わせをする機会もありますが、自宅やコワーキングスペースで仕事をすることも多くなります。

 

会社員時代の経理部や財務課での勤務経験や、簿記などの資格を活かして働ける職種です。アシスタント業務や、会計事務所でのパートも十分に経験として活かせます。

 

十数年のブランクを経て経理のスペシャリストに/山下裕子さん

 

 

3)営業×フリーランス

営業業務の代行や、営業コンサルタントとして企業を多角的に支援する営業のスペシャリストです。

 

営業という職種を、ノウハウとスキルを持ったフリーランスにアウトソーシングする企業は増えています。社内に全くノウハウがない場合には、ビジネスモデルの構築から支援することも。クライアント企業のスタッフとともに取引先を訪問してヒアリングを行ったり、データ分析や問題解決のための提案をしたりと、仕事内容は多岐に渡ります。

育児をしながら営業経験を活かしてフリーランスに/新岡知佐さん(営業)

 

 

4)ディレクター×フリーランス

ディレクターは売りたいものや作りたいものが世に出るまでの、全ての作業を統括する監督のようなもの。クライアントの求めるものを形にするために、提案し、基礎を作り、スタッフに方向を示し、全体のチェックを行います。

 

ある意味では「なんでも屋」で、商品の仕入れやPR文のライティング、イベントの企画・運営まで引き受けることも。化粧品や輸入雑貨など、特定の得意分野を持っていると強味になるでしょう。

 

フリーランスとして働きながら自身のブランドをリリース/前島由美さん(ディレクター)

 

 

5)人事×フリーランス

企業の採用支援や人事制度の構築などのノウハウを提供します。

 

採用業務については、専任の担当者がいない企業が多くあります。そのため、優秀な人材を獲得するための採用のノウハウが蓄積されていないことがほとんどです。

 

豊富な経験を持ったスペシャリストのサポートを求めている企業は多いですし、大学生向け向けに就職支援を行うなど、幅広く活動することもできます。コンサル会社での勤務経験などが活かせる職種です。

 

10年越しの人事~キャリアをもがいた私がたどり着いたフリーランスの道

 

6)プロデューサー×フリーランス

新規事業の立ち上げをサポートしたり、社内の課題に対して解決策を提案したり、外部オーガナイザーとして多角的に携わっていく職種です。

 

ベンチャー企業での勤務経験や、新規事業の立ち上げに関わった経験を活かすことができます。商品企画やPR、資金調達などの仕事をしたことがあれば、フリーランスでプロデューサー業をやっていくうえで役に立つでしょう。

 

ベンチャー企業での新規事業立ち上げを経てフリーランスへ/日下朋子さん

 

 

7)編集×フリーランス

webサイトや紙媒体などメディア全般の編集業、ライティングなどを請け負います。事業や商品に関わるメディアを形作っていく仕事なので、マーケティングや新規事業開発のサポートまで行うこともあります。

 

商品企画やマーケティング、編集デスクの経験があれば一番ですが、メディアを持った企業での勤務経験があるだけでも強味です。営業やPR業務の経験なども役立つでしょう。人材系の業務経験を活かして、企業の新卒採用サイトの作成をするということもできそうです。

 

「自由に働く=甘えている」に物申す!楽しく働くために大切なのは働き方改革ではない!

 

 

8)経営企画×フリーランス

クライアントとなる企業をよりよくするために、業務改善をサポートする仕事です。制度企画、業務改善、プロジェクトの遂行、新規事業立ち上げの際の全体管理からプレスリリースの作成、営業といったトータルサポート、営業戦略、組織改編の策定など、仕事内容は多岐にわたります。

 

経営企画や予算管理、マーケティングなどの経験が活かせる職種です。

「お寺の嫁」と「業務改善フリーランス」二足のわらじを全う/矢田貴子さん

 

 

9)広報×フリーランス

単に商品や企業の宣伝業務ということではなく、クライアント企業と社会をつなぐ役目を果たすのがこの仕事です。企業の活動や商品を広く認識してもらい、ブランドイメージを高めていきます。その目的のために、各メディアで執筆したり、エグゼクティブ教育のために教材の制作をしたりということもあります。

 

一般的には、プレスリリースの作成、各メディアとのネットワーク作り、取材対応や危機管理対応などを担います。

 

PR業務や、マネジメントに関わった経験が活かせる職種です。

 

成果を出せば時間も場所も自由な働き方。31歳で広報のフリーランスに/中野綾佳さん

 

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