ネガティブな感情をノートに書き出す

薬を飲んでもなかなかうつの症状は良くならなかったため、メディカルな事以外で、様々なことを試してみました。うつになると、心の中にネガティブな感情が常に湧き出して来るので、まずこの感情を吐き出すことにしました。

ノートや手帳に、そのとき思いつく限りの感情を書き出します。汚い言葉でもかまいません。私の場合は「怒り」「悲しみ」「不安」などが毎日沢山出てきました。文字で書き表すことで、自分が何に対してモヤモヤしているのか客観的に分かり、混沌としていた頭の中が少し整理されていきました。
次に1日の終わりに、今日嬉しかったことを手帳に書き出します。どんな小さなことでもかまいません。こうすることで、毎日、実は自分は幸せに囲まれているんだという感謝の気持ちが少しずつ湧いてきました。

 

プライベート空間を好きな音楽や香りで満たす

うつの頃を振り返ると、常に頭痛がして、世の中がいつも灰色でモヤがかかったように見えていました。ですので、少しでも自分の気持ちが上向きになることを探しました。

音楽は不思議なもので、自分が心地よいと思う音楽を耳にすると、一瞬にして気分が上がります。私はYouTubeなどでリラックス音楽を探し、リピートして聞いていました。言葉が分かる邦楽はなるべく避けました。歌詞の内容によっては、感情が落ち込むこともあったからです。
TVのニュース番組やワイドショーも見ないようにしました。大抵、自分とは直接関係のないネガティブな内容で、結論が出ない噂話も多いので、極力そういった情報を頭に入れないように努力しました。
そして部屋では、好きな香りのアロマをたいたり、花を飾ります。自分のプライベートな空間を好きな音と香りで満たすと、淀んだように見えていた空気が少し違って見えました。

 

自然が多い公園や、神社仏閣で心身をリフレッシュ

うつになると体調も悪くなるため、家にこもりがちです。私も体がだるく、思うように体が動かない日が多かったのですが、気が向いたときに少しずつ近所を散歩するようにしました。慣れてきたら1駅歩くなど、徐々に距離を多くしていきます。そうするとだんだんと体力も付いてきて、あるとき「行ってみたい」と思える場所がたくさん出て来ます。

 

私は自然が多い公園や、寺社仏閣に行くようにしました。寺社仏閣はご利益を期待することも楽しいですし、都会でも土を踏んで木々を眺めることができるので、かなりオススメです。
タイミングが合うと、神社から祝詞が聞こえてきたり、お寺のお坊さんのお経を耳にすることも多く、心身が浄化されるようなありがたい気持ちになりました。

 

最後の鍵は…「本気で自分を信頼する」こと

色々トライした私ですが、うつが劇的に快方に向かったきっかけは、「もう、うつはやめる!!」と本気で心に決めたことでした。
新しい月に変わるときに、手帳のタスクに「今月でうつはやめる!終わり!」と書いたのです。「こんなちょっとした事?」と思うかもしれませんが、うつになると体も心も苦しいし、「早く治りたい」とは思うものの、自分自分をコントロールできないという恐怖の方が先行して、なかなか本気でこういった思考ができないでいました。
うつは波があります。右肩上がりにスーッと良くなるわけではなく、少し良くなったと思ったらまた落ち込んで・・・・・・の繰り返しをしながら、少しずつ上に上がっていくイメージです。
うつの頃は自分が嫌いで、まったく自分を信頼していませんでしたが、あるとき、「自分の人生を動かせるのは自分自身しかいないんだ!」とはっきり感じ、うつ体験を終了することができました。

 

あの頃の自分へアドバイス

うつにならないために昔の自分にアドバイスするとしたら、すべて一人で完璧にこなそうとしないこと、白黒はっきり付けようとせずグレーのグラデーションでも良しとすること、困ったことがあったら人に相談すること、他人の人生と自分を比べないこと・・・・・・などでしょうか。

今では、うつだった頃を人生のひとつの体験として客観的に見られるようになり、こうして自分の体験を記事として書くこともできました。そのとき起こったことはどんなことでもその時の最善だと思えますし、後悔もありません。
頑張った自分に感謝です。

 

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