ベストセラー『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』の著者であり、株式会社朝6時代表の池田千恵さん。二度の大学受験失敗や就職活動30社落選、20代で窓際社員など、幾度の挫折を「早起き」によって乗り越えてきました。そんな彼女と数年来の友人であり、朝4時半の早起きを実践しているWaris共同代表の米倉史夏が、フリーランス女性のための思考整理術と目標達成法などについてうかがいました。

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朝、思い浮かんだ言葉を書き出す「モーニングページ」

 

Waris共同代表 米倉史夏米倉史夏
フリーランスになると自分の代わりがいませんので、気持ちも時間も余裕がなくなる方が多いかもしれません。

 

株式会社朝6時代表 池田千恵さん池田千恵さん(以下、敬称略)
気持ちも時間にも余裕がなくなるということは、仕事もプライベートもパフォーマンスが下がるということです。これを打開するには、自分の時間が不可欠です。めまぐるしく時間が過ぎる毎日。ではどこで時間を取るかというと、鍵はやはり、朝時間の過ごし方だと私は思います。朝は自分の意志次第で自由につくることができる唯一の時間だからです。

 

Waris共同代表 米倉史夏朝は一日のスタートでもありますもんね。朝の気分が一日を左右することもありますから、なるべく気持ちよくスタートを切りたい。

Waris代表取締役(共同代表) 米倉史夏

国際協力銀行を経て、外資系コンサルティンググループにて製薬業界のリサーチアナリストに。転職後は人材派遣系企業で新規事業立上げや事業企画業務を行い、2013年にハイスキル女性と企業とのフレキシブルなお仕事マッチングを行う株式会社Warisを共同設立。

株式会社Waris:https://waris.co.jp

株式会社朝6時代表 池田千恵さんそのためには、朝の気分に「余白」を持たせることです。「朝型」=「朝にテキパキ物事を進める」と感じている人も多いと思うのですが、必ずしもそうではありません。時間に余裕があるので、むしろ普段やらない事や一見無駄だと思うことに時間を割くことができます。

 

Waris共同代表 米倉史夏なるほど。先ほど一日のスケジュールをお聞きしたとき、朝起きたら「モーニングページ」を書く時間がありましたよね。「モーニングページ」とは何ですか?

 

株式会社朝6時代表 池田千恵さん朝起きて、頭に思い浮かんだ言葉を毎朝3ページ、ノートに書き出すというものです。これは、『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(サンマーク出版)という本で知りました。何を書いてもいいんです。書いていくうちに心が整理されていく。ネガティブなことでもいいんですよ。負の感情を書き出すことで、自分は何が不安なのか、何にイライラしているのかが分かってきます。自分を俯かんして理解できるようになると、解決策が湧いてきたり、自分が思い悩むほどのことではないなと楽観的にもなれます。

株式会社朝6時代表 池田千恵さん

―池田さんのモーニングページ。綴るノートは自分の好きなものでOK。サイズは、あまり大きすぎない方が使いやすいかも。

Waris共同代表 米倉史夏
面白いですね。これは心のマネジメントにもなりますね。

「オプションB」を用意してストレスを軽減

 

株式会社朝6時代表 池田千恵さん朝イチの心身のメンテナンスを、私は「セルフチューニング」の時間と呼んでいます。誰でも落ち込むときはあると思いますが、朝の「セルフチューニング」によって、前日の心の乱れをリセットして、気持ち良く一日のスタートが切れます。

 

Waris共同代表 米倉史夏
フリーランスは特に「セルフチューニング」の時間は大切ですね。

 

株式会社朝6時代表 池田千恵さん朝の「余白」は、予期せぬ突発事項にも効果を発揮します。急な仕事の依頼、トラブルなどにもいつもより慌てずに対処できます。仕事の締め切りなどのデットラインに対しても、前倒しをする思考になってくるので、何か予期せぬハプニングが起こったとしても、リカバリーが効くんです。

 

Waris共同代表 米倉史夏私は二人子どもがいるので、自分の意志だけで時間をコントロールすることが非常に難しいときがあります。子育て中のフリーランスの女性にとって、コントロールできない時間は、やはり大きなストレスかと思いますが、何かいい対処法はありますか?

 

株式会社朝6時代表 池田千恵さん決めたことが思い通りにならないからストレスになるんですよね。ならば、思考の転換をしてみましょう。計画通りにいかない時のオプションを考えておくんです。計画Aと計画Bを作って、どちらかを遂行できれば良しとします。そうすれば、出来なかった自分を責めることはなくなります。例えば私の場合、息子が早く起きてきたときは割り切って思いっきり遊ぶ、ゆっくり寝てくれているときは〆切りに余裕がある仕事をすすめたり、本を読んだりする、といったようなオプションを準備しています。

株式会社朝6時代表取締役 池田千恵

外食企業、外資系コンサルティング会社を経て、2009年 に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)を刊行。ベストセラーとなり「朝活の第一人者」と呼ばれるようになる。早起きによる思考整理や時間管理、目標達成手法をもとに、朝イチ仕事改善のコンサルティング、企業や自治体での講演や企業研修、朝活手帳のプロデュースなど、様々な活動を行っている。

株式会社朝6時:http://www.asa6.co.jp/

Waris共同代表 米倉史夏それはいい方法ですね! さっそく私も真似したいと思います。
早起きの時間術や思考の整理術など、フリーランスにとっても大変ためになるお話、ありがとうございました!

▼これまでのお話

第1回:目標を達成するには「仕組み」が大切

第2回:育児と仕事の両立も、「早起き」が叶えてくれた

 

取材・文/吉田明乎 撮影/工藤朋子

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