「そのうちフリーランスになりたいなぁ」――こんなふうに思ってはいませんか?では、どんな準備をしたらいいのでしょう?今回は30代以降にフリーランスとして活躍するために、20代で身に着けるべき6つのスキル、経験についてお伝えします!

 

(1) リーダー職以上の経験

フリーランスは社員ではないので、クライアント企業が仕事の進め方を手取り足取り教えてくれるわけではありません。打ち合わせや相談の内容を元に自分で判断して仕事を推進する力が必要になります。明らかに「リーダー」という職位でなくても構いません。フリーランスになる前に、上司や先輩に頼らず、自分の責任と裁量で特定のプロジェクトや事業を担当していたという経験を積みましょう。

 

(2) 「強み」と言えるジャンルを持つ

フリーランスになると、何が自分はできるのかをクライアントや周囲の人にいかにわかりやすく伝えるかが重要です。その人の強みに対して、「こういう成果が得られそうだから」ということで契約を結び、企業は仕事を発注するわけです。総合職ですから、営業・マーケティング・広報などいくつかの職種領域を経験しているケースは少なくありませんよね。その中でも特定のジャンルに関して3年以上は経験し、「これが専門」「これが強い」と言える経験をしておくことが大切です。

(3) プランニングから実行までの経験

どの職種であってもプランニングから実行まで一貫して経験しておくことがフリーランスとしての強みになります。例えば、人事の採用であれば採用計画の策定から人材紹介会社や求人メディア等を使った実際の採用活動、採用の進捗管理、面接まで経験しておきたいですし、企業広報であれば広報戦略の立案から各種メディアとの関係構築、リリースの制作・配信まで経験しておきたいものです。

 

(4) タイムマネジメントスキル

フリーランスの場合、「納期を守る」ことは社員時代以上に重要なポイントになります。仕事開始にあたり企業側と取り交わす「業務委託契約書」に納期順守の項目も含まれますし、納期を守れない場合、次回以降の発注はないかもしれません。会社員時代から納期を意識した時間管理を徹底したいですね。

 

(5) 提案力、改善力、対応力

フリーランスとして期待値に沿った仕事を期限内に終えるのは、基本。そのうえでクライアントから高い評価を得る人は「提案力」「改善力」「対応力」に優れています。「もっとこうしたらいいのではないか」「こんなやり方もある」と相手のニーズをくみ取ったうえで提案したり改善したりできる人こそが真の意味のプロフェッショナルです。会社員時代のうちから「プラスアルファの提案」を意識しながら動いてみるといいと思います。

 

(6) コミュニケーションスキル

フリーランスの場合、社員と異なり、仕事の遂行にあたって細かくクライアントから指示をもらえるわけではありません。限られたコミュニケーションの機会を最大限に活用し、相手の意図をくみ取る力、よりよいアウトプットをするための自分の意見をスムーズに伝える力が求められます。会社員時代のうちから、周囲との協力・連携を常に意識しながら業務にあたることで磨かれていくはずです。

日々の経験が30代になったときに活かされるのね!
スキルアップもがんばろう!
by チハル

株式会社Waris共同代表・キャリアカウンセラー 田中美和

日経ホーム出版社・日経BP社で約10年編集記者。特に雑誌「日経ウーマン」で女性のキャリアを広く取材。調査・取材で接してきた働く女性はのべ3万人以上。女性が自分らしく働き続けるためのサポートを行うべく2012年退職。フリーランスを経て、2013年ハイスキル女性と企業とのフレキシブルな仕事マッチングを行う株式会社Warisを共同設立。共同代表。著書に「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」がある。

http://waris.co.jp

 

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