凸凹キャリア放浪記も最終回となります。これまでつたない文章にお付き合いいただきありがとうございました。最後は私の凸凹なエピソードを披露させていただき、クスっと笑っていただければ幸いです。

正社員のちフリーランス アラフォーママの凸凹キャリア放浪記

その1:私が会社員を辞めてフリーランスになった理由

その2:フリーランス1年目で実際にやってみた営業の方法

その3:文系総合職フリーランスと企業をつなぐエージェントとの出会い

その4:データ破損?リピート案件で失敗?クライアントにクレーム?フリーランス喜怒哀楽エピソード

自力で青色申告、あと少し!のところでパソコントラブルに見舞われた話

フリーランスといえば確定申告。初めての青色申告の時、決算ソフトを買って仕事用PCにインストールしました。マニュアルや書籍を見ながら、どーにかこーにか入力して、決算書完成まであと少し!まで来たときのこと。

「アレ?パソコンが動かない…」

あれこれ試しても、状況は変わらず。PCメーカーのサポートに連絡したところ修理に1ヶ月はかかるといわれ、それじゃあ確定申告に間に合わない!!と近くのPCショップへ駆け込みました。修理窓口の方の「うーん、1日お預かりして調べてみます」という言葉に一縷(いちる)の望みをかけていましたが、翌日「ハードディスク破損でどうにもなりません」という無情の宣告が。

業務関係のデータはDropboxで管理していたので、他のPCで対応できましたが、汗と涙の確定申告データはあえなくサヨナラ。1から入力し直して、時間も心も消耗した確定申告でした。クラウド化、大事ですね。

 

リピートしていただいたクライアントをガッカリさせた話

ある時、レポート作成業務を受託したクライアント様から2回目の仕事のオファーをいただきました。業務委託で私が最もやりがいを感じるのは、このリピート発注をいただく時です。実はその時、他の案件も抱えていて納期に間に合うか微妙な状況でした。でもリピートいただいた嬉しさもあり、「頑張ればなんとかなるかな」とお引き受けすることに。

なんとか納期には間に合ったものの、納品後、レポートのクオリティが期待値に達しておらず、クライアントにご迷惑をかけてしまいました。自分の能力を上回る業務量を受けてしまった結果でした。

業務委託では、「●日までの納期で、想定工数●時間くらいの業務です。受けられますか?」という形でオファーをいただくことが多いのですが、この工数見積が甘かったのです。この時のクライアント様には今でも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。この失敗を通じて、業務の工数管理の大切さを学びました。

クライアントにクレームを入れた話

新規で毎月継続するレギュラーのお仕事を受託した時のこと。前任者である社員の方から、引継ぎながらOJTを受けていました。タスクが終わるごとにチェックしてもらいます。修正点を指摘されるものの、理由の説明があまりなく、またそもそもタスクの目的がわからないこともありました。あっちを直してもこっちができてない、結局どこがゴールなのかわからない。まるで目隠しで「もぐらたたき」をしているような状態に陥っていました。正直、私はとてもストレスを感じ、フィードバックのメール画面を開いては何度もため息をついていました。

ただ、最終的に私はその業務で自走できるようになる必要がありました。ある時、「このままではダメだ!やり方を変えてもらいたい」と申し出る決心をしました。とはいえクライアントに直接クレームを入れるのはとても勇気が要ります。しかも新規案件で、信頼関係もまだできていなかったので尚更でした。そこで、事実関係をまとめ、エージェント経由でクライアントに伝えてもらいました。結果、先方の担当者が引き継ぎに不慣れだったことが分かり、「そういう気付きはどんどん伝えてほしい」と、私が課題に感じていた点を理解してくださったことから、その後の業務はとてもスムーズに進みました。懐の深いクライアントに恵まれたことと、エージェントには業務の紹介時だけでなく、業務で悩んだ時にも相談に乗ってもらえて、とても感謝しました。

 

年齢やライフイベントの変化に合わせてキャリアもころころ転がす

凸凹キャリア放浪記、いかがでしたでしょうか?試行錯誤の繰り返しで、ここに書ききれない恥ずかしい失敗や悔しい思いもしましたが、喉元過ぎればなんとやら。割と忘れっぽい方です。もしかしたらそれが私の強みかもしれません。

自分の人生を例えると「どんぐりころころ」。気になること、やってみたいことの方向にとにかくころころ転がります。転がりながら考えて、方向を変えたり、転がる速さを調整したりします。このコラムでは正社員からフリーランスに転向した体験談をご紹介しましたが、現在はまた正社員として会社勤めをしています。これが正解!というカタチは一つではないし、年齢やライフイベントによって変化し続けると思うので、これからも転がりながら考えていきたいと思います。

最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました。

文/久継尚子

 

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