我流の押しかけ営業やお願い営業で、お仕事をいただき、どうにかこうにか在宅ワーカーとなった私。でも、継続して仕事をもらい、増やしていくことは簡単ではありませんでした。そんなころ出会ったのがフリーランスと企業をつなぐ人材紹介会社(エージェント)です。今回は私がエージェントに出会ったきっかけと、いくつか紹介された案件を受託してみて感じたことをお伝えしたいと思います。

正社員のちフリーランス アラフォーママの凸凹キャリア放浪記

その1:私が会社員を辞めてフリーランスになった理由

その2:フリーランス1年目で実際にやってみた営業の方法

その3:文系総合職フリーランスと企業をつなぐエージェントとの出会い

勉強会で共有したフリーランスの悩み

在宅で働いていると、当たり前ですが、仕事場では一人。

おしゃべりする同僚もいないし、自分の今後について相談できる上司もいません。気楽な反面、ちょっぴり寂しいこともあります。また自分の中だけで考えを巡らせていると、ついつい視野が狭くなり、アイデアが行き詰ってしまうこともあるので、月に数回は、仕事関係の方や、友人と直接会って話す機会を意識的につくるようにしていました。

ある時、学生時代の友人に誘われてとある勉強会に参加しました。そこでは、フリーランスで活動しているwebデザイナーや広報、アナウンサー、会社を起業した方など、多彩なメンバーが集まって、それぞれの働き方やこれからやっていきたいことなどを共有しました。普段自分のキャリアについて話し合う機会なんてなかなかないので、ざっくばらんに話し合えるその勉強会はとても刺激的でした。そこで出てきた共通の悩みは、

“「フリーランスは働く時間や場所を自由に調整できるので、妊活中や子育て期の女性にとって心地よいけれど、仕事を探すのが大変。」”

ということ。

 

私自身「体が二つほしい!」と思うくらい同時期に案件が立て込むこともあれば、1年以上続けて毎月受託していた案件が、ある日「今月いっぱいで終了です」と言われ、翌月からは仕事が減り、それに伴って収入も減る、ということもありました。

フリーランスだから当然なのですが、実際に収入が減るというのはなかなか堪えます。いただいたお仕事で着実に実績を積み重ねつつ、新たな案件や取引先を開拓していくことの大切さを学びました。ただ言うは易しで、目の前に案件を抱えていると、新規の取引先を開拓する時間を作れないのが当時の私の現実でした。

 

エージェントとの出会い

その勉強会に一緒に参加していた学生時代の友人から、文系総合職のキャリアを持つ女性に業務委託の仕事を紹介するエージェント(株式会社Waris)を起業するという知らせを受けました。「こんなサービスあったらいいな」という内容そのものだったので、私も早速登録しました。

 

登録すると、友人からキャリアカウンセリングを受けました。(友人はキャリアカウンセラーの資格保有者!)

友人としての会話の中で、食品メーカーで営業やマーケティングの仕事をしていたことはすでに伝えていましたが、営業ではどういう取引先にどんなふうに提案をしていたのか、マーケティング部署で担当した商品やプロモーションの内容、そしてそれらの業務に私自身がどのように関わっていたのかなど。

話していく中で、「1つの会社でこんな仕事をしたことがある」という単なる経歴情報が、「BtoBのルートセールスとして提案書を作成できる」「食品をはじめとするコモディティ商品の市場調査の設計・分析ができる」「商品やプロモーションの戦略・企画が策定できる」といった人材として市場価値につながる情報に翻訳されていきました。そして私が今後どんな仕事をしていきたいか、どんな働き方をしたいかについてじっくり話を聞いてもらいました。たまに会って近況を共有しあう友人としてだけでなく、キャリアについて親身に相談に乗ってくれる仕事のパートナーとしてのおつきあいが始まった瞬間でした。

 

紹介された仕事を経験してから起こった変化

私がフリーランスとしてお役に立てるのは、食品まわりの調査レポートづくりやライティングだと思い、実際そういった業務が中心だったのですが、エージェントからはそれ以外の案件も紹介されました。医療現場に関する調査レポート作成や、乗り物のモニター調査、webコミュニティの企画運営など、私個人では出会いのきっかけどころか、存在さえ知りえなかったクライアントやサービスばかりでした。企業や業界によって、業務の考え方や進め方は様々なので、「こういう考え方だとこんな発想が生まれるのか」「こんな業務の進め方があるんだ!」と自分の仕事の固定概念がいい意味で覆され、視野が広がりました。

例えば、調査の設計やレポートのまとめ方ひとつとっても、異なるクライアントの案件を数多く経験することで、「この分析方法、早いし説得力がある。」「こういうまとめ方、わかりやすい。」などの学びがあります。知らず知らずのうちにそういった経験や学びが自分のスキルとして蓄積されていたようで、エージェントからの紹介案件以外でも「最近、レポートのスピードと精度があがりましたね」とコメントいただいたりして、とてもうれしかったです。

 

様々な業界や異なる企業の案件を数多く担当することで、学びのスピードも早くなった気がします。そして企業ごとの型を理解しつつ、新たな視点で提案をしていくことは、組織に属していないフリーランスならではの醍醐味があります。その提案が通った時の感慨はひとしおです。文系総合職フリーランスのためのエージェントとの出会いを通して、仕事のやりがいが増し、フリーランスとして働くことがどんどん楽しくなっていきました。

 

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