企画・営業・マーケ・人事・・・など、総合職系のフリーランスとして活躍する女性たちに、「フリーランスになったきっかけ」「これまでのキャリアの変遷」「フリーランスとしての働き方・働く魅力」を伺いました。

Q.フリーランスとして働くきっかけになったのは何ですか?

 

フリーランスになる前は、市場調査会社におりました。出産し、育休後は時短でやっていましたが、結局、持ち帰って納期に間に合わせる毎日担当クライアントの数も産前と同じでした。そんなときに体調を崩してしまって。働きながら転職活動するのは無理そうだと思って、辞めることにしました。

 

有給期間に、Warisさんのキャリアカウンセリングを受けました。そのときはフリーランスでやっていこうとは考えていなかったんですが、単発のお仕事をいただけました。その後、転職活動するも苦戦し、「とはいえ、フリーランスも難しい」と知り合いの方に相談してみたら、単発ですがまとまった仕事を紹介していただいて。

そこから、さらにWarisさんでも月極のお仕事を紹介していただいて、ならば食べていけるかなと思い、フリーランスになりました。自分からというよりは、流れでフリーランスになっていったという形です。
ただ、キャリアカウンセリングで、自分で気づいていないスキルの棚卸をしてくれたのは大きかったです。自分が当たり前だと思っていることを、「こういうところにも活かせそうですね」と、企業のニーズに照らし合わせてくれました。それで、自分からも「こんなことできます」と手を上げやすくなりました。

 

Q.会社員時代にはどんなお仕事をされていましたか?

 

市場調査です。いわゆるインタビュー形式の定性調査、アンケート形式の定量調査といわれるものです。メディカルの領域だったので、ドクターや患者さんへのインタビューなどからわかった内容を分析し、報告書を作って、報告会を行うという流れです。

 

私はインタビューをして、話を聞いた上で分析をする仕事が多かったので、フリーランスになった今でも、ヒアリングに同行して欲しいとか、仮説を立てて欲しいとか、いわゆるコンサルティングファームのお仕事もたくさんいただいています。

 

インタビューやヒアリングなどで、先方が想定していなかったことを聞くと、先方にも気づきがあります。そこを引き出していくのが好きです。「この情報はクライアントに喜んでもらえる」、「どこのweb調査にも出ていない」ということを引き出せると、ものすごく達成感があります。

 

 

Q.今フリーランスとしてはどんなお仕事をされていますか?

 

マーケティングの中の、市場調査部分をメインとしています。今は1から10まで自分一人で手を動かすというよりは、チームでお仕事を受けて案件や工程ごとに適しているメンバーにお願いするという形です。私は「クオリティコントローラー」という立場で、クライアントのヒアリング、メンバーへの共有、チェックから納品レベルの仕上げを担っています。

 

―城さん率いるチームのHP
今はいわゆる管理側として仕事していますが、会社員時代はマネジメント職にはついていませんでした。でも、実践して初めて気がついたんですが、フリーランスでもマネジメント職で働けるんですよね。

 

管理側といっても、私は「すべてが難なくできる、こなせる人」ではないと思っています。自分の「できない・苦手」を認めて、できる人、得意な人に助けてもらったら、自分の知見も広がるし、「自分の得意」に集中できるのでラクなんです。

とはいえ、正直に言えば、「自分があまり得意ではない部分がある」ということを認めるまで、とても時間がかかりました。でも、こんなに優秀な人がいるのに、そして、今、仕事が来ているのに、チームとして一緒にやらないという選択肢があるの? という気持ちです。

 

 

Q.城さんにとってフリーランスで働く魅力は何ですか?

 

子どもが体調を崩したときに、「すみません、休みます」と会社に言わなくていいこと。私はこれにつきます。

 

会社を休んでも、家で遊んでいるわけでなく、仕事していたりするんです。みんなも仕方がないことだとわかってくれている。でも、「申し訳ありません」と言わなくちゃいけないのが、ストレスでした。

でも、今は、期日が決まっており、そこに間に合えばいい。いちいち誰かに「休みます」と言わなくていいのが本当にラクです。

 

フリーランスで働くこと、会社員で働くこと。いろいろと比較しました。私の場合は、「安定性」と「自分を許せる環境に身を置くか」を比較しました。

安定性がある方が精神的にラクだ、という人はもちろん会社員を選ばれると思います。でも、私は、いわゆる大手の会社にいたわけではないですし、考えてみれば「捨てるもの」なんて別にないのでは? という感じでした。

 

Q.今後のキャリアをどう描いていらっしゃいますか?

 

今後も続けてチームでやっていきたいです。今はチームメンバー18名で、60代の方もいます。私の得意でない分野に詳しい仲間がいたり、私の苦手な部分のスキルがすごく高い方がいたり。個々の強みとつながりでやっていく形かと思います。

 

私が子どもの都合などで手が止まっても、他の人が手を動かせるから、納期に影響しません。逆にメンバーが手を動かす時間がないというときは、サポートできる仲間がいるので、助け合えます。そんなチームの強みも感じています。

 

プロとして横でつながっているメンバーがいるので、「私はメディカルが得意ですが、他にも知見を持っている人がたくさんいます」とお伝えできますいろんな分野の案件に、できる限り対応していきたいなと思っています。

 

取材・文/東 麻吏 (Cue powered by Waris編集部) 撮影/Cue powered by Waris編集部

※城さんにお仕事をご依頼されたいなどご連絡を取られたい場合はCue編集部 info_cue@waris.co.jp までお問い合わせください。

 

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