こんにちは!

「フリーランス編集長」の高橋実帆子です。

 

今年も、あの季節がやってきました。

そうです。認可保育園、4月入園の「承諾・不承諾」通知が届く時期。

 

たった1枚の紙で、仕事を続けられるかどうか、運命が決まってしまう。

今年も「保育園落ちた」ママたちの悲鳴が、各種メディアやネット上に溢れています。

 

6歳と1歳の子どもを育てているフリーランスの私も、何度不承諾通知に涙したか分かりません。

「転妻」がフリーランスとして仕事を続ける3つの方法の記事でお話した通り、毎年のように全国を引っ越して回っているので、保活もほぼ毎年、4つの自治体で経験しました。

 

そこで今日は、私自身の経験を踏まえながら、フリーランス女性の保活に関するギモンにお答えしていきたいと思います!

 

Q.フリーランスは保育園に入りづらいって本当?

A.はい。残念ながら、「まだ」本当です。

自宅で子どもを見ながら仕事をしているために、入園審査の基準となる点数が下がってしまったり、正社員に比べ、就労状況を証明するための書類準備が大変だったりと、多くの自治体で不利な状況が残っています。

私自身も、開業届や確定申告書類のコピー、執筆した原稿の写し、銀行通帳のコピーまで、毎年洗いざらい役所に提出しています(笑)


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フリーランスは保育園に入りづらいって本当? フリーランスママのための保活ガイド(1)


 

Q.保活の「不公平」が解消されるって、ニュースで見たんですが・・・

A.はい。2017年末に、厚生労働省・内閣府が、以下の内容を市区町村に通知することを決めました。

  1. 自宅で仕事をしているからと言って一律に入園の優先度を下げるのではなく、実際の仕事の状況を見て判断する。
  2. 就労状況を証明する書類について、会社員以外の働き方をしている人のための書式を準備、柔軟な対応を心がける。

フリーランスとして働く人が増えてきたことで、国や自治体の制度も少しずつ変わろうとしています。

フリーランスにとってますます働きやすい世の中になることを期待したいですね!


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「保活」での会社員・フリーランス間不公平を解消 保育所入所申請で厚労省など自治体に通知へ
(HUFFPOST 2017年12月27日掲載記事より)


 

Q.フリーランスになりたいけど、認可保育園に子どもを預けられないのは嫌です。

A.フリーランスでも、開業届を提出し、自治体への申請前に認可外保育園やベビーシッターを利用するなどの実績を作っておくことで、認可保育園に入園しやすくなります。

私も、自治体担当者のアドバイスを受け、一時保育やベビーシッターを活用して「点数」を底上げした結果、翌年の春に何とか認可保育園の内定をもらえた経験があります。

まずは、自分が住んでいる自治体の認可保育園入園基準を、しっかりと確認しておきましょう。


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どうしても認可保育園に入園したい!フリーランスママのための保活ガイド(2)


 

Q.不承諾通知を受け取ってしまいました(涙) 仕事を辞めるしかないのでしょうか?

A.大丈夫。フリーランスなら、認可保育園「不承諾」でも、仕事を続けられます。

私自身も、認可外保育園、一時保育、ファミリーサポート、ベビーシッターなどをフル活用して働き続けてきました。

「0か100か」ではなく、働く時間や仕事のボリュームを自在に調節できるのが、フリーランスという働き方のメリット。

保活のピンチは、仕事と育児のベストバランスを見つけるチャンスに変えられますよ。


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保育園見学は?入園不承諾になったらどうする?フリーランスママのための保活ガイド(3)


 

Q.フリーランスって、育休がないんですよね?

A.はい。残念ですが、フリーランスには育休制度がないのが現状です。

私は次男出産時、長男を預けていた保育園から、「産後2ヶ月で仕事に復帰しないと、上のお子さん退園になりますよ?」と言われて驚いた経験があります。

 

さらに、産後間もなく自宅で子どもをみながら仕事を再開したフリーランスより、1年間育休を取得して、仕事に復帰する正社員の方が、認可保育園の入園に有利になる自治体もあります。

出産前に、お住まいの自治体の制度をしっかりと調べ、対策を立てておくことが必要です。


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まさかの上の子退園!?産後2ヶ月で仕事に復帰するフリーランスママの事情 (1)
理不尽な保育園探し!産後2ヶ月で仕事に復帰するフリーランスママの事情 (2)


 


新しい働き方の広がりと共に、「フリーランスは保育園入園に不利」という状況は変わりつつあります。

とは言うものの、まだまだ会社員とは異なる部分が多いフリーランスの保活。

正しい知識を身につけて、賢く乗り切りたいもの。

ギモン、質問、皆さんの経験談など、ぜひお気軽に編集部(cue.edit@waris.co.jp)までお寄せください!

 

フリーランス女性の皆さんが安心して働き続けられる社会を作るべく、私たちも、プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会と連携し、働きかけを続けていきます。

Cue編集長/言編み人 髙橋実帆子
髙橋実帆子
Cue編集長/言編み人

慶應義塾大学法学部政治学科卒。一般社団法人共同通信社記者などを経て、2013年からフリーランスに。転勤族の夫と共に日本全国を転々とし、2人の息子を育てながら、エディター・ライターとして、書籍や雑誌、webメディアの記事を手がける。2017年7月からCue編集長。
https://hana-tsuki.themedia.jp/

 

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