オフィスのフリーアドレスに始まり、リモートワークを取り入れる企業が増えるなど、昨今、場所にとらわれない働き方が増えてきました。

私たちフリーランスは、自由な場所で仕事している人が多いですよね。でも、クライアントがどういう働き方をしているかで、コミュニケーションスタイルが大きく変わるもの。リモートワークのメリットもデメリットも、しっかり把握しておきたいですね。

今回は、リモートワークの是非と、活用方法について考えてみたいと思います。

 

リモートワークは廃止の方向?

 

総務省の情報通信白書平成28年度版によれば、国内企業のおよそ2割が、ICTを活用した場所にとらわれないテレワークを導入しています。(出典:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc141310.html

一方で、アメリカのYahooやIBMが在宅ワーク制度を廃止したことをきっかけに、その是非を問う議論が巻き起こっています。

自律的な働き方ができる個人と、行き届いたマネジメントができる組織でないと、なかなか難しいのが現状のようです。

 

私個人は、リモートワーク推奨派です。もちろん、新人や異動間もないメンバーなど、フォローを要するケースでは、やり方や頻度に議論の余地があると思います。

しかし、子育てや介護などの事情を抱えた人にとっては、とてもありがたい制度です。優秀な人材が、ライフイベントで離脱することも防げると思います。

 

これからは、会社員であっても、フリーランスのようなスタイルで働く人が増えると言われています。それぞれの”自分らしい理想の働き方”実現への流れは、恐らく止まらないでしょう。

理想と現実は違い、組織運営という点では課題の多いリモートワークですが、「それでも結果を出すにはどうしたら良いか?」と、諦めずにチャレンジし続けていきたいですよね。

すでにリモートワークを活用しているフリーランスとして、良い取り組みや取り入れやすいポイントなどを発信していけたらいいなと思います。

 

リモートワークのメリットと活用方法

 

リモートワークの最大のメリットは、移動に時間を取られない、ということ。片道30分としても、往復1時間。1分が貴重なワーキングマザーにとって、1時間の差は天と地ほどあります。1時間でできる家事は? 仕事は? と考えると、あれもこれも思いつきますよね。

 

私自身もオフィスを構えず、自宅の一部を仕事場として活用しています。
生協やスーパーの宅配サービスを使い、買い出しを時短
煮込みなどの料理を作りながら、原稿を書く
洗濯機が出来上がるのを待つ時間で、メールチェックをする
といった時間の使い方ができるのは、在宅でのリモートワークならでは。

 

また、普段はリモートで仕事をしている分、顔を合わせた時の時間に対する姿勢が変わりました。せっかく対面で時間を取っているのだから、どうすれば有意義な時間になるか?と強く意識をするようになり、会議の生産性が上がりました。事前に資料をチェックする、アジェンダを確認する、アウトプット内容を精査する、議事録で合意項目に齟齬がないかをチェックするなど、事前事後の作業を丁寧に行うよう心がけています。

 

対面でないと生まれづらい雑談や近況報告などを通じて、メンバーへの理解が深まり、チーム力を強めるチャンスにもなっていると実感しています。

 

業務委託契約でも、出社を求められる時給制のプロジェクトもあります。しかし、リモートワークOKのプロジェクトの方が、成果に対して報酬をもらうことへの意識が強まり、より成果にコミットにしやすいと感じます。

 

その時々のモードで場所を変えよう

 

今では、フリーランス生活やリモートワークに慣れ、隙間時間を家事や工数の少ない仕事に充てる生活も板についてきました。

しかし、じっくり考える時間が欲しかったり、集中して作業をしたい時も、もちろんあります。そんな時は、お気に入りのカフェにこもります。

 

環境を変えて仕事をするのは、夏休み明けなどで気が緩んでいる時など、気を引き締めたい時などにも良いです。気分転換をすることで、作業がぐんと進んだり、新たなアイディアが生まれやすくなったりします。

 

電源が使えて比較的静かなカフェを、よく行くエリアで数か所見つけ、アポイントの間などに利用しています。フリーランス仲間と「あそこのカフェの、2階の奥の角の席、オススメだよ!」と情報交換することもありますよ。

 

オシャレで使い勝手の良いコワーキングスペースやシェアオフィスが増えて、私も興味を持っています。周囲にも利用者が増えました。私の場合は、今はまだ通勤時間がないことのメリットが先に立ちますが、フェーズが変わったら、ぜひ利用してみたいです。

 

長時間労働の是正、生産性の向上、売り上げ拡大を諦めない、個々人の幸せを追求することを許容しようなど、働き方改革はまだ始まったばかり。理にかなっていて、みんながハッピーになれる道を探っていきたいですね。

 

文/天田有美

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします