9月2日、9日、30日の3日間にわたり、「フリーランスという働き方にチャレンジしたい」という文系総合職のための学びの場「Waris Freelancers Lab(ワリス・フリーランサーズ・ラボ) Ver.0」(主催:株式会社Waris)が都内で開催されました。今回はその最終日に行われた文系総合職フリーランス3人による座談会の様子を中心にレポートします。

Waris Freelancers Lab(ワリス・フリーランサーズ・ラボ) Ver.0」イベントレポート

  1. フリーランスになりたい!文系総合職のための学びの場「Waris Freelancers Lab
  2. フリーランス1年目の壁、どう乗り越えた? 文系総合職のための学びの場「Waris Freelancers Lab」
  3. フリーランスの時間の使い方、どうしてる? 文系総合職のための学びの場「Waris Freelancers Lab」

登壇者プロフィール

3人のフリーランスの方に登壇いただき座談会がスタート

モデレーター:蟻川理香さん(株式会社Warisコンサルタント)
※以下、敬称略

 

Waris蟻川:今日は「フリーランス座談会」ということで、お集まりいただき、ありがとうございます。まずは、フリーランス1年目にぶつかった壁とそれをどう乗り越えたかについて教えていただけますか?

 

轡田:フリーランスになって痛切に感じたのですが、会社員時代は知らないうちに、会社の同僚からすごく学んでいたんですよね。反面、フリーランスになったら自分の成長が止まったような感じがしてしまって・・・。独立して、いろいろ声をかけてもらって自分のスキルベースで仕事を受けていったんですけど、業種もミッションもバラバラで、自分自身が何をしたいかがわからなくなっちゃった。クライアントのミッションと自分のミッションが重なる中で成長を目指すようになって変わりましたね。今は1年以上にわたってお付き合いしているクライアントも増えてきました。フリーランスって常に壁があるので。1年目の壁を超えたら2年目の壁があるんですけど(笑)。正直なところ苦しいことも多いですが、今、これまでの人生で一番仕事が楽しいと感じています。向かいたい先があるから、失敗も苦労も全てが糧になっていく実感があります。

 

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川端:「1年目の壁」と言えば、僕の場合はお金ですね。税金、社会保険料って前年の年収ベースでお金がかかってくるんですよ。貯蓄よりも自己投資を重視している中でフリーランスになったので、1年目はとにかくキャッシュフローがしんどかった。スタートアップや新規事業案件を手掛けていたので、幅広く何でもやらなければならず、あふれかえるタスクが永遠に終わらない・・・そこが1年目の壁でしたね。

 

勅使川原:私も壁と言えば、お金のことですかね。息を吸うだけでお金ってかかるんだな、と(笑)。支払いサイクルが長めのクライアントさんとのお付き合いはきつかったです。最初は、ハードワークと子育てとの両立で疲れ切ってキャリアの踊り場的にフリーランスになったんですけど、もっと貯金は準備しておけばよかった。経済的に厳しくなると、専門性やキャパシティ、内容によらず幅広めに仕事を受けてしまい、正直言ってパフォーマンスを出し切れない案件もありました。クライアントの相性が合わなかったり、日曜の20時からの会議をセットされちゃったりして・・・私、何やってるんだろうって。今思えば、パフォーマンスをあげるための条件をもっと考えればよかったです。

 

Waris蟻川:みなさん、それぞれにご苦労があったんですね。フリーランス1~2年目のブレイクスルーポイントって何でしたか?

 

川端:クライアントとちゃんと定期的に腹を割って話すようになったのが大きいですね。当該案件に自分自身が掛けられる時間はこれくらいで、得意なことはこれだから、こういうことを目指しましょうとか、そういう関係性と対話を定期的にやるようになってやっと舵取りができるようになりました。

 

勅使川原:問題って、クライアントとの相性と、請け負う業務内容と自身のキャパシティの問題がありますよね。私は人材・組織開発上、性格行動分析という手法を使うんですけど、性格行動特性上、相性がいいクライアントとお仕事をするようにしましたね。あと請け負う業務内容は私自身が「得意なこと」に限定して。週50時間以上睡眠時間が確保できて、土日は休む・・・という私のキャパシティをわかってくれるクライアントとお仕事するようにしています。

 

Waris蟻川:仕事の組み立て方、組み合わせ方、ポートフォリオの組み方で意識されていることは?

 

勅使川原:収入はあくまで結果なので、時間の使い方で考えています。時間の7割は私にとっての生業である人事コンサルタント業務に使っています。3割くらいは学校などでの講演活動に使っています。お金にはなりませんけど、学校や家庭でもっと性格行動分析が取り入れられたほうがいいと思っているので。ライフワークのようなものです。自分が売りやすくて価値提供しやすいのは、二代目、三代目の中小企業の社長さんなんですけど、自らの学びのためにスタートアップや大企業のお仕事も意識的に受けるようにしています。

 

轡田:クライアント数8社が自分のキャパシティの上限だと認識しているので、それを意識しながら仕事を組み立てています。クライアントの半数が1年以上の長期の北欧関連の案件で、残りの半分のキャパシティで新しいことにチャレンジするようにしています。一人だけでなく、ほかのフリーランスとチームで仕事を受けるといったこともチャレンジですね。

 

川端:安全にヒットを打てる仕事と、ストレッチする必要がある仕事と、カオスの中に飛び込む覚悟を決める必要がある仕事を取り混ぜて受けるようにしています。ベンチャー含む企業の新規事業開発の仕事は得意だし、報酬も安定させやすいです。NPOやソーシャルビジネス系は、社会的意義はありますが収益化させるのにコツと時間が必要な場合が多いので、お金と社会的意義がバランスするようにポートフォリオを組んでいます。

 

参加者から質問:フリーランスの場合、契約書自体は自分たちでつくるんですか? 内容確認はどうされていますか?

 

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川端:お客さんのほうが複数人組織で管理機能を持っていることが多いので、いったん打ち合わせで業務内容やゴールを確認したあとに、「契約書をいただけますか?」と先方に叩き台を頂く場合が多いですね。

 

勅使川原:フリーランスの仕事を紹介してくれるエージェントには契約関係でお世話になっています。ネット上に契約書の雛形はいろいろと出ているので、自分で契約書を作成しちゃうこともありますね。

 

川端:信頼関係のある方が間に入っているのは大事ですね。僕の場合、かなり入り込むスタイルなので、まったく知らないクライアントからの新規案件はかなり慎重に判断します。友人や仕事仲間経由だったり、親しいクライアント経由だったり、そういった信頼関係をフィルターにして仕事を受けています。

 

参加者から質問:収入の不安をどう乗り越えてフリーランスを続けてきましたか?

 

勅使川原:(会社員に)戻ろうかなーとか、10回くらい思ったことありますよ。お金の不安を払拭するために、気休めに退職金つくれるみたいな保険に入ったりもしました。月々の保険料を払うことが目標になりましたしね。

 

川端:会社員に戻ろうとは思わなかったけど、あともう少しお金があれば助かるのになぁとか、アルバイト情報とか見ちゃいますよね(笑)。でも、そんなことに時間つかって本業に時間使えないのは致命的なので、歯を食いしばって自分の土俵で戦うんですが。

 

勅使川原:私はお金はなくても、コーチはお願いしてました。どんな状態でもコーチと話すことで、少しでも前向きな方向に意識を向けることができました。

 

轡田:私は子育てを優先させるということが最初にあったので、もし仕事がなくなったらアルバイトでもパートでもいいので必死に働いて社会とのつながりを作っていこうと腹を決めていました。ただ、時間を埋めようとコアから離れすぎた仕事を受けるより、投資の時間に回し、やりたい仕事に飛び込んでいく方が次の仕事につながることが見えてきました。

 

川端:収入の不安から自由であるために、お金以外の目に見えない資産を持っておくのは大切ですよね。人とのつながりとか、経験とか。

 

参加者から質問:フリーランスの場合、保育園はどうされているんですか?

 

轡田:会社員時代に認証保育園に入っていて、フリーランスになっても同じ園でした。ただ、希望する教育の関係で3歳のタイミングで幼稚園へ転園しました。幼稚園へ移って最初の半年は「これまで以上に限られた時間にやらなきゃ」とストレスでした。今は慣れてきて預かり保育も使いつつやりくりしています。私自身、時間に拘束される仕事をしているわけではなく、仕組みを考えたり、人を巻き込んだりという仕事の仕方なので、それもいいのかもしれません。

 

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(『フリーランスの時間の使い方、どうしてる? 文系総合職のための学びの場「Waris Freelancers Lab」』につづく)

 

取材・文/Cue powered byWaris 編集部

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