どんなに売れっ子のフリーランスでも、ぽっかりとスケジュールが空いてしまうことはあります。

不安にはなりますが、そんなときこそステップアップするチャンス! 空いた時間をうまく使うことで、次の仕事につながる可能性もあります。

では何をしたらいいのでしょうか。フリーランス歴25年のライターがお伝えします。

お金・学び・人脈がゲットできる、仕事が途切れたときの過ごし方

どんな職種でも、フリーランスにとって一番不安なのは仕事が途切れること。毎月の給与が保障されている会社員と違い、「仕事がない=収入がない」ですから、「このままでは生活が成り立たない……」と、不安を感じてしまいます。でも実際、仕事と仕事の間が空いてしまうことは珍しくはありません。ここをどう過ごすかが、フリーランスとして生き残れるかどうかの正念場です。

 

ところで、「時間が余ったらアルバイトをする」というフリーランスをたまに見かけます。生活費に困る場合は致し方ありませんが、できればしないほうがよいでしょう。アルバイトをすると本業にかけるリソースが減って、ますます仕事が遠のいてしまいます

 

やむを得ずアルバイトをするならば、本業にプラスになるような働き方を考えましょう。店員の立場で陳列棚を眺めてマーケティングを研究してみる、他社の事務作業をしながら業務効率化やコミュニケーションの事例を学ぶ、同業の先輩の仕事を手伝う(これが一番おすすめ)など、目の前の事象について、「それが自分の仕事にどう役立つか」という視点を持っていれば、お金と学びと人脈の3つをゲットできるかもしれません。フリーランスは、それぐらいハングリーでちょうどいいのです。

 

空いた時間にやっておきたい3つのこと

しばらくの生活費が大丈夫であれば、「調整(整理)」「充電(勉強)」「開拓(営業)」の3つを意識して過ごてみましょう。

 

1.調整(整理)

ちょっと仕事の手が空いたらやっておきたいことって、けっこうたくさんありますよね。身の回りを整えると、不思議と仕事を呼び込むことにつながるような気がします。私は「手が空いたらすることリスト」を作って、空き時間にこなしています。この機会に、是非やってみましょう。

 

・資料整理(書類の整理はもちろん、PCのファイルも整理)

・名刺、住所録の整理

・領収書の整理(確定申告の前にまとめてやるより、こまめに整理を)

・自己分析(やってきた仕事、やりたいことなどを改めて書き出してみると、新たな発見があります)

・自分の経歴書を新しくまとめ直す

・仕事場の模様替え

・体調を整える(歯医者や健康診断に行く)

など…

 

2.充電(勉強)

自分磨きはフリーランスのたしなみ。時間が空いたら自分の知識を深めたり、アップデートしたりしたいものです。付加価値をつけて生き残りましょう。

 

・自分の仕事の分野の本を買って読む

・ソフトやアプリの使い方を学ぶ

・図書館で気になる本を手当たり次第借りて乱読する

・セミナーやワークショップに参加する(人に会うのは営業にもなるのでおすすめです)

など…

 

3.開拓(営業)

時間が空いたら営業ということではなく、フリーランスたるもの、仕事がある時期にも新規開拓や顔つなぎは必要です。忙しい時期には後回しになりがちなことを、時間があるときにやってしまいましょう。

 

・交流会などで知人を増やす

・しばらく連絡を取っていない人に連絡してみる

・年賀状や暑中見舞いを書きためておく

・ランチ会やセミナーを主催する

・自分のウェブサイトやブログの改修をする

・エージェントに登録する

など…

 

目の前の仕事だけが仕事ではない

こう考えてみると「仕事の依頼がない」だけで、実は「仕事」そのものは常にあるのです。今回はその代表例として、「調整(整理)」「充電(勉強)」「開拓(営業)」について紹介しましたが、まだまだやれることはあるはずです。すぐに収入を得られる仕事に手を伸ばしたくなるのをぐっとこらえ、依頼がないときこそ自分のための仕事をして、しっかり未来につなげていきましょう。

 

文/曽田照子

 

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