こんにちは。

「フリーランス編集長」の高橋実帆子です。

 

パートナーとの家事・育児分担、皆さんはどうしていますか?

 

わが家は基本的に、平日はワンオペ育児です。

夫の仕事が忙しく、毎朝6時過ぎに家を出て、午前2時、3時に帰宅するような状態なので、「体壊さないようにね…」と声をかけるのが精いっぱい。

平日、家事を分担することはほとんど諦めています。

 

「ワンオペダイエット」で7キロ痩せました

フリーランスである私の一日は、別々の保育園に通う2人の子どもを、片道1時間かけて、自転車で別々の保育園に送り届けることから始まります。

1歳半になる下の息子は、夫の会社の中にある企業内保育園に通っているのですが、夫の出勤時間が早すぎて保育園が開いていないため、私が夫の会社まで送迎しています。

 

帰宅後、子どもたちの食べこぼしと散らかったおもちゃを拾い集め、洗濯機と食洗器とルンバを起動して、ようやく仕事に取り掛かるころには既にくたくたです。

 

夕方は、食事の支度を整えた後、また1時間自転車を漕いで子どもたちをピックアップし、夕食を食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけます。

子どもが寝た後、たいてい起き出して仕事をしますが、疲れすぎて子どもと一緒に眠ってしまうこともあります。

 

毎日2時間の自転車ワークアウトはなかなかハードで、この生活を始めてから1年で7キロ体重が落ちました。

(わが家では「ワンオペダイエット」と呼んでいます・笑)

 

そんな状態でも、仕事をする時間帯や分量を調節すれば、「何とかなってしまう」のがフリーランスの長所であり、同時に悩ましいところ。

 

Cueでもお伝えしている妻がフリーランスになると、夫がますます家事をしなくなる問題の罠に、私自身が見事にはまってしまっているのです。

 

一体、いつ休めばいいの ワンオペママの悩み

現在はこんな状態ですが、夫はもともと、家事や育児が苦手なわけではありません。

家にいられる休日には、全力で子どもたちと遊んでくれますし、家の掃除や片付けは、ずぼらな私よりも夫の方がずっと得意です。

 

とは言うものの、夫は連日寝不足で働いている疲れから、休日もなかなか起き上がれないことが少なくありません。

そうなると、元気が有り余っている6歳男子と、いたずら大好き1歳男子のお世話が、私ひとりの肩にかかってきます。

 

夫が起きて子どもたちと遊んでくれたとしても、平日できなかった掃除をしたり、食事の支度や後片付けをしたりと、家事は終わりなく続きます。

家族で日帰りの外出をしたり、帰省や旅行に出かけても、子どもと一緒にいるかぎり、「お母さん」の役割から解放されることはありません。

 

そう、「お母さんに休日はない」のです!

 

「一人でゆっくりしたら?」 夫からの思いがけない提案

今年の夏休みは、東北地方にある夫の実家に家族で帰省することになっていました。

夫の両親はいつもこころよく子守りを引き受けてくれるので、帰省すると、数時間ですが夫婦で食事をする時間を持つこともできます。

温泉に入りに行くのもいいかな…などと考えていたとき、夫がこんな提案をしてくれました。

 

今年は、俺が子どもたちを連れて実家に帰るから、君はゆっくりするといい

 

思ってもみなかった言葉に、私は戸惑いました。

 

「それは…私が一人で東京に残るということ?」

「そう。何でも好きなことをして過ごしたら? ふだん、大変な思いをさせているから」

 

帰省は3泊4日。

子どもが生まれて以来、そんなに長い期間を一人で過ごしたことはありません。

 

「子どもたちは、私がいなくても大丈夫かな。眠れるかな。体調を崩したりしないかな…」

「4日間も子どもたちの顔を見ないなんて、私自身が寂しくて耐えられないかも…」

 

不安な気持ちもありましたが、それよりも、「たっぷり一人の時間を持つ」ことの魅力が勝っていました。

ちょうど結婚10周年の節目でもあり、プレゼントだと思ってのんびりするといいという夫と家族の言葉に、思い切って甘えることにしました。

 

いよいよ「お母さんリフレッシュ休暇」がスタート!

そして、いよいよ夏休み初日。

子どもたちの荷物をまとめ、早朝の新幹線に乗って帰省する家族を送り出してしまうと、急に家の中が静かになりました。

ふだんは子どもたちが走り回り、「狭い、狭い」と言っている部屋が、がらんと広く感じられます。

 

一瞬、寂しくなりかけましたが、ぼんやりしている時間はありません。

貴重な一人の時間にやっておきたいことを、事前にリストにしておいたのです。

3泊4日では到底全部こなせそうにない、長い長いリストになりましたが、ひとつでも多く実現したい!

 

まずは、以前から気になっていたブーランジェリーで朝ごはん。

「早く食べなさい!」とのんびり屋の長男を急かす必要もなく、

次男の食べこぼしを片付ける必要もない優雅な朝食は何年ぶりでしょうか。

ゆっくり食事をしながら、「ああ、これはお母さんのリフレッシュ休暇なんだなあ」という実感がこみ上げてきました。

 

自宅にいながらにして、ひとり旅の気分を味わえる

休暇の間、一番嬉しかったのは、「好きな時間に寝て、起きて、ごはんを食べられる」こと。

お母さん業をしていると、休日も子どもの生活リズムに合わせて動くので、思う存分眠ることも、ゆっくり味わって食事をする余裕もなかなかありません。

 

子どもの世話を気にせず、自分の好きなように時間を使うことができるのは、最高に贅沢だと感じました。

 

ふだんは、仕事のときも友達と食事をしていても、「〇時までに帰ってお迎えに行って、ごはんを食べさせて…」と常に頭のどこかで家族のことを意識していますが、リフレッシュ休暇の期間だけは、終わりの時間を気にする必要がありません。

心ゆくまで会話を楽しみ、のんびりお酒を飲んで、ちょっとした独身気分を味わうことができました。

 

子連れでは入りづらいレストランへ行き、スパで体をほぐし、日帰りで温泉に出かけ、夜ふかしして本を読み…と、文字通り寝る間も惜しんで楽しんだ3泊4日。

ひとりで過ごす東京は、子どもと一緒に過ごす東京とまったく別の街のように感じられ、自宅にいながらにしてちょっとした旅行気分です。

 

そして、あっという間に家族が帰ってくる日。

「ただいまー!」と子どもたちが元気に家に飛び込んできてからものの3分で、3時間かかって片付けた部屋の中は元のカオスに戻ってしまいましたが、「まあ、いいか」と笑えるくらいにリフレッシュすることができました。

 

ふだんなかなかひとりの時間を持てない、旅行に行っても気が休まらない…という多忙なフリーランスママの皆さん、次のお休みは、思い切って「お母さんリフレッシュ休暇」を家族に提案してみてはいかがでしょう?

Cue編集長/言編み人 髙橋実帆子
髙橋実帆子
Cue編集長/言編み人

慶應義塾大学法学部政治学科卒。一般社団法人共同通信社記者などを経て、2013年からフリーランスに。転勤族の夫と共に日本全国を転々とし、2人の息子を育てながら、エディター・ライターとして、書籍や雑誌、webメディアの記事を手がける。2017年7月からCue編集長。
https://hana-tsuki.themedia.jp/

 

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