Cue編集部の並木です。

 

わが家は、私と妻の2人暮らしです。

「お子さんはいらっしゃるんですか?」とよく聞かれるのですが、私たちにはまだ子どもはおらず、かれこれ3年間不育症の治療をしています。

 

「不育症」とは、妊娠するのですが、流産・死産となり、子どもを持つことができないという症状です。症状の程度にもよりますが、治療は時間的、金銭的な負担が大きく、わが家でもかなりの時間や金額を費やしています。

 

現在、妻はフリーランスとして仕事をしながら、状況に応じて働く時間をやりくりできるよう調整してくれています。

 

しかし、安静が必要になったときでも、すぐに仕事をストップすることは難しく、また、完全にストップしてしまうと復帰が難しくなるので、調整にはいつも苦労しています。

クライアント企業にお願いして仕事を調整してもらっても、出産まで至らない可能性もあり、調整を依頼するタイミングにも難しさを感じています。

治療と仕事の両立は、決して簡単ではないというのが実感です。

 

私も治療のためによく病院や学会、セミナーなどに伺うのですが、その度に、来院者や参加者の数の多さに驚かされます。昨今は晩産化が進み、治療が必要な方が増えてきている状況だそうです。

そのため、社会的にも関心度が高まっており、大手企業でも、治療のための特別休暇制度導入の検討が進んでいます。トヨタ自動車では、2017年1月から治療のための休暇が認められたそうです。

 

さまざまなご意見がある問題ですし、個々の事情もさまざまなので、一概に解決策を見出すことは難しいかもしれませんが、不妊、不育の治療だけでなく、育児や介護、看病、自身の病気など、どうしても時間を割かなければいけないライフイベントはたくさんあります。

 

さまざまな課題に直面している方々が、キャリアもライフも両立して活躍できる社会になることを願ってやみません。

 

※妻の承諾を得た上で公開しております。

 

文/Cue powered by Waris編集部

 

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