「フリーランスって稼げるの?」「仕事はどうやって獲得するの?」「キャリアアップはできる?」

フリーランスという働き方に興味があっても挑戦できずにいる方からは、そのようなご相談をよくお受けします。そこで今回は、3月7日(火)に横浜で開催されたセミナーから、フリーランス2年目ながら途切れることなく仕事を獲得し続けるビューティープロダクトプランナー・前島ゆみさんの、「次に繋げる仕事術」をご紹介します。

 

【ビューティプロダクトプランナー前島ゆみさん】
maejima

20代で益若つばさプロデュースブランド「CandyDoll」や、モデル愛用率NO1のカラーコンタクトブランドのコスメライン「AC by AngelColor」」の立ち上げ及びディレションを行う。
30代に入りオーガニックコスメに興味を持ったことから、ミランダ・カーやジゼル・ブンチェンなど多くのセレブリティーも愛用するNY発ナチュラルコスメブランド「rms beauty」の日本上陸立ち上げに参画し、その後フリーに。
現在は、美容製品を中心にジュエリーなど女性向け製品のブランドのコンセプターや製品企画・イベントのプランニング・ディレクションを手掛ける。

 

 

1. フリーランスになる前にやっておくこと

《フリーランスになる理由を自問/得意分野の明確化/「やりたいこと」と「やれること」の整理》

 

前島さんがフリーランス転向を考えたきっかけは、仕事での経験値が上がり、自分のブランドを持ちたいと考えていたことや、お子さんとの時間を確保するためでした。限られた時間の中で、やりたいことにフォーカスし、やりたくないことはリリースしたい。そこで、フリーランスという働き方を選択したのです。

 

フリーランスになるためには、自分の売りとなる得意分野を明確化しておくことも必要です。前島さんの場合は、「プロダクトのプランニング」「営業」「イベント企画・実行」が得意分野でした。

 

さらに、フリーランスとして「やりたいこと」と「やれること」の整理をしておくこともお勧めだそうです。なぜなら、「やりたいこと」と「やれること」は似て非なるもので、やれることだけを続けていてもキャリアが広がらないからです。「やりたいこと」に意識を向け、少し背伸びして新しいことにチャレンジし続けることが大切です。

 

2. フリーランスの始め方

《現在の職場に相談/人材紹介会社やSNS/ホームページ/Waris》

 

会社員を辞めて、収入ゼロからのスタートは不安も大きいものです。前島さんの場合、

就業中の会社に交渉し、週3日の業務委託で仕事を継続することで、不安を軽くすることができました。会社には、時間に制約があったほうが集中して成果を出せると伝えて交渉したそうです。

 

また、人材紹介会社や以前働いていた会社への相談、SNSへの投稿を通して「自分がやりたいこと、できること」を発信し、その情報を受け取った人が他の人を紹介してくれることで仕事に繋がっていったのです。自分のホームページを作り、それまでに手掛けた仕事を見える化したことで「自分が何者で、何ができるのか」をさらに明確に伝えることができるようになりました。自分を売ることは恥ずかしいことではないし、黙っていたら自分を必要としている人にも伝わらない、というスタンスで発信を続けてきたのです。

 

そんな時に知人から「フリーランス向けに仕事を紹介してくれるエージェントがある」と紹介されたのがWarisでした。Warisを通してさらに新たなクライアントを獲得し、プロダクトプランナー、イベント企画などで活躍をつづけていらっしゃいます。

 

3. 次に繋げる仕事術

《今の仕事に注力/次の仕事の企画/繋げる・伝える》

 

フリーランスが次の仕事を獲得し続けるためには、まず、今の仕事で成果を出すことです。前島さんの場合は、それに加えて常に次の仕事の企画の提案を行っています。例えば、「お仕事をいただいている部署ではない他部署の業務も引き受けられます」「マーケティングだけでなくセールスプランニングも引き受けられます「このプロダクトをより広めるためにイベントを打ちませんか?」「新しいプロダクトの企画を考えました」というように、自分がやれることを提案しているのです。

 

企業がフリーランス人材を活用する目的は、人材コストを下げるだけでなく、社内に新しい風を吹き込むこと。だから、企画を断られても気にせず、新たな提案を続けていらっしゃるのです。

 

さらに、「自分以外のフリーランスと企業を繋げる」「フリーランスとフリーランスを繋げる」ことを積極的に行い、自分がやりたいことを会う人ごとに伝えることも続けているそうです。躊躇せずに発信することで、人が人を呼び仕事が仕事を繋ぐ。そうして、自分がやりたいことも引き寄せているのです。

 

4. フリーランスとお金の話

《自分の基準を持つ/入ってくる仕組みを作る/伝え方を工夫する》

 

気になるフリーランスの報酬のお話では、自分に必要な金額を月額で設定し、その数字に見合う仕事を選ぶこと、複数の案件を同時に手がけることで、1つの仕事が終わっても大きな打撃を受けない仕組みにするというお話がありました。

加えて、自動的に報酬が入ってくる「ロイヤリティビジネス」を持つこともお勧めだそうです。

 

また、「フリーランスは報酬が高い」とおっしゃるクライアントには、「新卒の人材に同じ業務を依頼するとしたらどうでしょうか」と比較の対象となる事例を挙げて、限られた時間でも成果を出すフリーランスの価値の理解を促しているといいます。

 

5. 「仕事がなくなったらどうする?」の不安を乗り越えるために

「真剣だけれど深刻にはならない、せっかくフリーランスを選んだのだから楽しく仕事をする」という前島さん。自分から言わなければ伝わらないと、やりたいことは常に発信し、行動し、チャレンジを続けていらっしゃいます。

 

「もし、フリーランスの仕事がなくなったらまた会社員に戻ってもいい。そう考えたら何でもできるのでは?」「やりたいことは言わないと損!」「まずは行動してみること!」と、

参加者の皆さんにも力強いエールを送ってくださいました。

 

これからフリーランスを始める方も、フリーランスとしてさらに仕事を繋げていきたい方も、まずは、やれることから始めていきたいですね!

 

今回のイベントのファシリテーターはフリーランスのキャリアコンサルタント&ライターとして活躍する天田有美さん。同じフリーランスという立場を活かし、前島さんの本音を引き出す質問の投げかけや、参加者へのフィードバックが印象的でした。

 

Warisでは、これからもフリーランスで活躍する方をご紹介するイベントを応援してまいります。

キャリアカウンセラー/島谷美奈子

国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。福岡県出身。15年以上にわたり人材ビジネス業界、公的機関等にて人材活用・キャリアカウンセリングに従事。のべ5000名以上のカウンセリング実績を持つ。現在は、株式会社Warisでキャリアカウンセラーを担当するほか、女性の再就職セミナー講師、大手企業の職場環境改善委員を務める。横浜ウーマンビジネスフェスタ2015・2016実行委員。
http://waris.co.jp

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします