フリーランス女性のみなさん、突然ですが、ファッション迷子になっていませんか?

「会社員時代は先輩が着ている服のテイストに合わせればよかったけれど、フリーになったら何を着ていいのか分からない」

「フリーランスは第一印象が重要!と言うけれど、どんな服を着れば印象がよくなるの?」

「そもそも、私に似合う洋服って何?」

 

…そんなお悩みをお持ちの方も、ご安心ください! 働く女性のファッションスタイリングを数多く手がけてきた「予約の取れないパーソナルスタイリスト」みなみ佳菜さんに、相手への礼を尽くしながら自分らしく装うファッションの基本を教えていただきました。

 

お悩み① フリーランスになってから、無難なブラックやネイビーのスーツばかり着てしまいます。自分に似合う服を選ぶにはどうすればいいですか?

フリーランス女性の着こなしのポイントは「得意なことが一目で伝わる」服を選ぶこと。言葉であれこれ説明するよりも、「この人となら楽しく仕事ができそう」「仕事を効率よく進めてくれそう」など、第一印象で仕事のスタイルや強みを伝えることができれば、ぐっと仕事が進めやすくなります。

 

フリーランスの方の場合、その人の性格の本質と、事業のビジョンは重なっていることが多いのですが、装いだけがずれてしまっていることが少なくありません。私の経験では、全体のおよそ8割の方が、ご自身の本質とファッションのズレ、つまり「内面と外面の不一致」に陥っています。

 

▼4つの性格タイプから自分らしい装いを見つける

この「ズレ」をなくすために、私は4つの性格タイプから、自分らしい装いを見つける服選びをおすすめしています。以下のリストを参考に、あなたもご自身の性格の本質と、タイプ別の似合う服を知り、クローゼットの中身と比較してみてください。

 

『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』
『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』

(『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』p20-21,p28-29より)

 

本当は「ポップキュート」や「ソフトフェミニン」タイプなのに、「きちんと見える装いをしなければ」という思いから、「クールシャープ」タイプの服ばかり選んでしまうという女性は少なくありません。

 

ネイビーや黒などダークカラーのジャケットは、1着は持っていると安心ですが、2着目には、ぜひオフホワイトやライトベージュなど明るい色のジャケットをワードローブに加えてみてください。顔うつりのいい色合いが、あなたらしさをぐっと引き立ててくれますよ。

 

仕事柄、どうしても黒やネイビーのジャケットを身に着けたい方は、ブローチをつけたり、ノーカラーやポケットがついているものを選ぶなど、デザインで冒険するのもいいでしょう。

 

 

お悩み② フリーランスとして、打ち合わせ、プレゼン、会食など、毎日違ったシチュエーションでいろいろな人に会う機会があります。相手に失礼にならない服を選ぶポイントはありますか?

フリーランスの方にとって、ファッションはいわば「仕事の看板」。いつ、どこで仕事につながる出会いがあるか分かりません。常に見られているという意識で服を選ぶ必要があります。

 

▼「TPPO」は相手への「思いのプレゼント」

自分の内面を表す服のタイプが分かったら、次に大切なのは「TPPO」です。「いつ(Time)」「どこで(Place)」「何をするか(Occasion)」の「TPO」はみなさんも聞いたことがあると思います。私はこれに「誰と(Person)」を加えた「TPPOをご提案しています。

 

その日の装いを決めるとき、「場所」からの連想で服を選ぶ人が多いのではないでしょうか。けれど、実はその日に会う「相手」を思い浮かべて服を選ぶようにするだけで、相手のことを大事に考えているというメッセージを伝えることができるのです。

 

次にご紹介する「フォーカジランク」を守っていれば、選ぶ基準は直感で構いません。不思議なもので、言葉にしなくとも、相手のためにその服を選んだことは必ず伝わります。気の利いた手土産を持参する代わりに、装いが「思いのプレゼント」となるのです。

 

以下の表を活用し、あなたの仕事やプライベートでよくあるTPPOのパターンを書き出してみてください。

 

『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』

(『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』p55より)

 

▼「フォーカジランク」で伝わる「心構え」

TPPOを書き出したら、次は下の表を見ながら、TPPOの右側に「フォーカジランク」の数字を書き入れてみましょう。フォーカジランクとは「フォーマル&カジュアルランク」の略。TPPOが相手への思いを伝える手段なら、フォーカジランクは相手に「心構え」を伝えるための大切なポイントです。

 

『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』

(『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』p57より)

 

ビジネスシーンでは「2」と「3」の間、ジャケットを着るかどうかが大きなポイントになります。

案外知らない方が多いのですが、女性の礼装はスカート。パンツスーツはフォーカジランクの「3.5(3と4の間)」にあたるので、セミフォーマルには使えません。

 

また、ランク「2」、オフィスカジュアルの場合でも、カーディガンなど何か1枚羽織るようにしましょう。

ふだん、ジャケットの下にTシャツ素材のカットソーやニットを着ている方は、インナーをポリエステル素材のブラウスに変えるだけで、上着を脱いだとききちんとした印象になります。

 

フリーランスになると、たとえば「3」が求められるシーンで「1」の服装を選んでしまうなど、ファッションまで「フリー」になってしまう方が少なくありません。

ご自身の装いが事業の顔になるということを意識して、迷ったときや目上の人に会うときは1つ上のランクを選ぶことを心がけてください。

パーソナルスタイリスト みなみ佳菜みなみ佳菜

パーソナルスタイリスト。1972年香川県出身。大学卒業後、米アウトドアブランド「Eddie Bauer Japan」に入社。個人販売成績全国首位を獲得し、最年少店長に。BCBGMAXAZRIA、MAX&Co. など経て2007年にファッションレスキュー入社。10年に独立し、スタイリングオフィス「KOROR (コロール)」を主宰する。店舗を含めてこれまで5000人以上のスタイリングを手がけ三越伊勢丹グループや六本木ヒルズ主宰のセミナー講師なども務める。
コーディネートレッスン、ショッピング同行などのお問い合わせはホームページまで。
http://kana-minami.com/

4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服

今回、記事中でご紹介させていただいたみなみさんの著書『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』では、オフィスからカジュアルまで使える、働く女性のための11アイテムとコーディネートレッスンがより詳しく紹介されています。

皆さんもぜひお手に取り、「本当に似合う服」に出会ってください!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします