「40代になっても、仕事は続けられるのだろうか」――数年後の自分のキャリアを考えて、ふと疑問を持つ瞬間はありませんか?働き続ける女性の先輩が少ない仕事についている場合や、フリーランスとして個人で働いている場合は、漠然とした不安を感じることが一層あるかもしれませんね。今回は、活躍を続ける40代女性に学ぶ、30代で準備しておくべきこと3をご紹介します。

 

①コアキャリアを発信する

これまでの経験の中で、あなたの「強み」といえる領域、スキルはどのようなものでしょうか?職務経歴を初めて会う人に説明するとしたら、何をやってきて何ができる人だと伝えますか?

現在までの経歴を棚卸し、職種経験や転職経験を洗い出ししてみましょう。また、実績を出した時のエピソードは具体的に書き出してみましょう。自分なりのキーワードが見えてくるはずです。整理ができたら、周囲に積極的にコアキャリアを発信していきましょう。

コアキャリアを自分の言葉で発信することで周囲の認知も高まり、40代以降の仕事を引き寄せるきっかけとなるのです。

 

②潔く引き受ける

リーダー職の打診や新しい仕事の依頼に、「自分には荷が重い」「まだ時期が早すぎる」と引き受けることを躊躇していませんか?

若手の指導、専門性が高い業務の担当、プロジェクトマネジメントと、社会人経験が長くなるにつれて、任される仕事の難易度も上がってきます。それはチャンスだと捉えて、潔く引き受けておきましょう。

経験値を上げておくことで自信が高まり、さらに難易度の高い仕事にチャレンジがしやすくなるでしょう。

 

pixta_17505349_S ③柔軟性を高める

「世代が違うから」と若手や年長者と距離を置いていることはありませんか?

いつも同じやり方で仕事を進めていませんか?いつの間にか「自分のやり方にこだわりすぎる人」と判断されているかもしれません。

常に情報や知識をアップデートしていかなければ、「現状維持」のつもりが、ビジネスのスピードや常識から外れていくリスクがあります。緊張感を持ち、多世代とのコミュニケーション、自己啓発、社内外の人材との交流を図っておきましょう。

好奇心があり、吸収力が高い。40代でも活躍し続ける方の特徴です。

 

 

一緒に働きたくなる40代とは

現代の40代は、子育てにまだ手がかかる時期だったり、育児と介護が重なるダブルケアに直面したり、プレ更年期の症状に悩まされたり…といった事態に直面するケースが少なくありません。それまでにキャリアの基盤を固めておくことで、ライフイベントとキャリアの両立を乗り切ることができるのです。

コアキャリアを持ち、仕事上での責任を潔く引き受け、好奇心と吸収力を持ち続ける柔軟性の高い人材。40代でも活躍を続ける人材とは、時代の変化や年齢を重ねることも受け入れて自分を楽しむことができる人材でもあります。

その基盤を作るのは30代までの自分自身なのです。

キャリアカウンセラー/島谷美奈子

国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。福岡県出身。15年以上にわたり人材ビジネス業界、公的機関等にて人材活用・キャリアカウンセリングに従事。のべ5000名以上のカウンセリング実績を持つ。現在は、株式会社Warisでキャリアカウンセラーを担当するほか、女性の再就職セミナー講師、大手企業の職場環境改善委員を務める。横浜ウーマンビジネスフェスタ2015・2016実行委員。
http://waris.co.jp

 

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